仮想通貨を購入したいけど、基本的なチャートの見方が分からない。
仮想通貨をとりあえず購入してみたけど、買いと売りのタイミングがイマイチ分からない。
こういった悩みを抱えている方に向けて、仮想通貨のチャートの見方の基本を解説していきます。
- 仮想通貨のチャートの見方を解説!山と谷の仕組みを理解しようの目次
- 本日の話題:初心者向け情報
仮想通貨のチャートの山と谷とは
チャート参照元:Coincheck(コインチェック)
一部ではありますが、チャートの山の部分を赤、谷の部分を青でマークしてみました。
仮想通貨だけでなく投資全般に言える話でもありますが、チャートはこのように、山と谷が連なって構成されています。
- 山の部分:そのポイントで多く売られている(需要が減る)
- 谷の部分:そのポイントで多く買われている(需要が増える)
仮想通貨のチャートが上がるも下がるも、基本的な仕組みとしてはこれだけなんです。
チャート参照元:Coincheck(コインチェック)
1の部分では、買いよりも売りの勢いが強いため、山が作られました。
2の部分では、売りよりも買いの勢力が強いため、谷が作られました。
こんな感じで、仮想通貨のチャートは日々、上昇や下降を繰り返しながら進んでいるんです。
キリの良い価格に到達したときの注意点
チャート参照元:Coincheck(コインチェック)
最近のビットコインの動きを例として挙げると、500万円に最初にタッチした際に値下がりが発生。山が作られました。
つまり、ビットコインが500万円に到達した時点で、売り注文を出した投資家が多かったということになります。
キリの良い価格(今回は500万円)になると山が作られやすい理由としては、その金額を利確の目標額としている投資家が多いため。
そして、この大量売りのお祭りに巻き込まれると「500万で利確しようとしたのに480万で売るハメになった…。」という可能性が十分に起こります。
こんなもらい事故を防ぐためには、498万円や493万円といった、中途半端な金額で早めに利確を決行することがコツ。
利益額は少なくなりますが、大幅な値下がりで売り時を逃すより、何倍も良いと思いますよ。
もしも山で買ってしまったらどうする?
大量買いの煽りに乗っかってしまい、山で買ってしまった…
そして価格がどんどん下がる…いつ売ればいいんだろう?
仮想通貨あるあるですが、下がり幅はある程度予測できるので安心してください。
チャート参照元:Coincheck(コインチェック)
よくよくチャートを見ると、下落した仮想通貨の価格は、一定のライン(下値支持線)で止まることが多いんです。
理由も単純で、目標額まで下がったときに、買い注文を入れる方が多いから。
さすがに百発百中とは言えませんし、経済状況によってはこの通りではありません。
ただ、基本的な山と谷の概念としては、この記事でお伝えしたもので十分です。
今回紹介した基本を理解しておくだけでも、仮想通貨で失敗する確率はグっと減るはず!
まだ仮想通貨を始めていない方は、この機会に始めてみてはいかがでしょう?