最近はIOSTに関して記事を書くことが多いのですが、そのIOSTに、また大きな動きがありました。
IOST is happy to announce we have successfully completed the cross-chain testnet for @Polkadot & now at the final stage for building a cross-chain transfer bridge to its ecosystem. A move that boosts IOST cross-chain DeFi capabilities & overall growth https://t.co/Kk5eRRk5Bs
— IOST (@IOST_Official) March 5, 2021
ざっくり翻訳すると、IOSTがPolcadotと繋がる、とのこと。これによりIOST界隈は大きな盛り上がりを見せています。
それでは、IOSTがPolcadotとのクロスチェーンテストに成功したことで、何が期待できるのか?
今回は、そんなお話をしていきたいと思います。
- 本日の話題:IOST
- 公式サイト:IOST公式
- 取引所:IOSTが扱える取引所
IOSTがPolcadotとクロスチェーンを行った理由
IOSTは、低コストでありながら、高度な処理能力を持っているブロックチェーン技術になります。
しかしながら、他のサービスと情報をやり取りするためのパイプが非常に弱く、現在は孤立している状況。
その弱点を克服するために、IOSTはPolcadotとクロスチェーンを成立させようと、開発を進めていました。
そして今回、IOSTはPolcadotとの、クロスチェーンテストに成功したことを発表。
これにより、低コストでありながら高度な処理能力を持つIOSTが、太いパイプを手に入れたと言えるでしょう。
IOSTが行ったクロスチェーンとは
クロスチェーンとは、簡単に言えば、仮想通貨同士で互換性を持たせることになります。
ちょっと難しい内容なので、例え話を用いて解説していきますね。
IOSTを、現在開発中の全く新しいOSのスマホ、PolcadotをiPhoneとしましょう。
クロスチェーンが実現されると、全く新しいOSのスマホでもiPhoneアプリが使えるし、新しいOSでもiPhoneアプリの利用が可能になる。
要するに、利便性がめちゃくちゃ上がるってことですねw
物凄く簡単に説明しましたが、クロスチェーンの内容ってこんな感じです。
Polcadotとは
それでは、IOSTが接続先に選んだPolcadotとは何なのか?
日本ではあまり馴染みがないと思いますが、こちらも解説していきます。
Polcadotは、ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンが抱える問題を解決するためのプロジェクトであり、時価総額6位の仮想通貨になります。
- 相互運用性
- スケーラリビリティ
- ガバナンス
- 開発の可能性
- 実用の可能性
ブロックチェーンが抱える問題としては上記の通りで、この問題をどうにかしよう!と頑張るのがPolcadotです。
今回のIOSTとPolcadotの接続は、ものすごく規模の大きいコラボをイメージしておけばいいと思いますw
IOSTとPolcadotのクロスチェーンが実現するとどうなる?
もう多くを語らずとも分かると思いますが、これからIOSTのブロックチェーン技術が、さらに普及する可能性が高いです。
たとえばイーサリアムのガス代高い問題、処理遅い問題があちこちで聞かれますが、その問題もIOSTをメインネットにすることで解決。
運用コストを下げられ、さらには動作の遅さに悩まされることも、解消に向かうことが期待できます。
結果としてIOSTの需要が高まり、10円台を超える値上がりが起こるかもしれません。
IOSTのCEOのJimmy Zhong氏がTwitterで発言していたことも、真相としてはコレだったのかもしれません。
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